就労・生活・リハビリ・学習支援

触法障がい者支援事業所

触法障がい者支援事業所

出発-たびだち-

障がいや認知症がありながら、福祉的支援がない為に再犯を繰り返す社会問題が発生しております。罪を犯した高齢・障がい者の方は、刑務所に収容され、刑務所が生きる為に最後のセーフティ-ネットになっているのが現状です。
この様な問題が新聞記事などにも掲載されるなど、少しずつ社会に認知してもらえるようになってきました。
平成28年1月27日の朝日新聞の記事では、「60歳以上の受刑者のうち、約14パーセントが認知症傾向が見られる」との内容でした。

民生会では、このような高齢・障がい者等の受入れを積極的に行い、福祉的受け皿として、1人でも多くの高齢・障がい者の方の生活が安定できるお手伝いをしていきたいと考えております。

知的障害者とされるIQ69以下が、全体の23パーセントを占めている。(赤色の部分)

※推定人数は2015年6月時点の60歳以上の受刑者(9,710人)から計算
受刑者60歳以上で約1,300人、65歳以上で約1,100人に認知症の傾向がある。
65歳以上の高齢受刑者は、14年には初めて全受刑者の1割を超えた。

触法障がい者の受け入れイメージ

触法事業所 組織図

触法障がい者支援は、日中活動(白岳学園サービス)と生活面(グループホーム)を一体的に支援。
本人の状況次第では、生活介護、就労継続支援B型のサービスを利用する場合もあります。

【生活の場】

  1. 触法障がい者の受入れを行う
    触法障がい者については、特に専門的な支援が必要になると考えている。
    福祉サイドの関係者だけでなく、地域生活定着支援センターや矯正施設などとの連絡・調整も必要になってくる。
    触法障がい者の中には、アルコール依存症やキャンブル依存症などの問題を抱えた利用者も多く収容されているのが現状である。
    その様な方たちと、どのように関わっていいのかを職員で考え、専門的なスキルを上げていかなければ、触法障がい者の支援は難しいと考えている。
    積極的に外部研修等に参加しながら、専門的なスキルを向上させ、利用者支援に役立てられたらと考えている。
  2. 生活の場の確保(触法障がい者用)
    触法障がい者の中には、精神障がい者の方も多い。知的障がい者の方もそうであるが、特に精神を抱えた方については1人暮らしを希望されてる方が多く、従来型グループホームの生活は難しい方が多いと考えられている。
    一定期間従来型グループホームで生活をして頂き、そこでアセスメントをとり、本人の意向や問題等が少なければ、本人の希望に近いような生活ができるように取り組んでいく。
  3. 受入れ利用者の確保
    地域生活定着支援センターと連携し、触法障がい者の受入れを進めていく。
    受入れにあたり、白岳学園内のサービスを中心に有期限で受入れを行い、社会自立に向けた支援及び、本人のアセスメントなどをしっかり把握していく。
    触法障がい者を対象にした事業を開設したことを、関係機関(更生保護施設・刑務所・救護施設など)に周知をし、利用者の確保を図りたい。
    受入れにあたり、当然受入れ出来ない方(殺人、性的犯罪、覚醒剤など)もいると考えている。
    どのレベルの触法障がい者までを受入れできるかなど、事業所内で話合い、人選をすることも大切だと考えている。
    訓練終了後は、民生会の事業所内や他法人、一般就労など地域障害者就業・生活支援センターなど関係機関とも連携を図りながら、本人の意向に沿った形で次のステップに繋げていきたい。
  4. 従来型グループホームの生活の充実(調川、直谷、さくらホーム)
    江迎事業所には従来型グループホームで生活されている方もいる。
    現在生活されている利用者の年齢が少しずつ上がってきている状況である。
    利用者が生活しやすいために何が必要なのかを考えながら(例えば、脱衣場での椅子の必要性がないか?など)ハード面を整えていきたい。
  5. 保護者の宿泊体験
    利用されている保護者に対し、ホームの宿泊体験を企画する。体験を通じて、どのような生活をしているのかを見て頂き、子供さんの様子を見て頂く機会を設ける。
    ホームは外部の目が入りづらい所もある。
    見学会を通じて、外部の目を入れながら、保護者から意見を上げて頂き、支援のやり方を見直す機会になればと考えている。
    そうすることで、虐待防止に対する意識を高めていきたい。
    自己流ではなく、福祉のプロとしてサービスが提供できるように支援力を上げていきたい。
  6. 自立準備ホームの立上げ検討について
    刑務所や少年院などを出所した後、帰る家がない人が、有期限で住む場所ができるように検討していく。
    出所までに手帳を取ることができなかった障がい者や、近年増加している高齢受刑者の一時的な受け皿となり、福祉に繋げる為に、必要な手続き(障害手帳取得、生活保護・障害年金など)を行いながら、本人に必要なサービスに繋がるように取り組んで行ければと考えている。

【訓練する場】

  1. 個々の能力を向上させる
    白岳学園の資源を活用し、メリハリのあるサービスを提供をしていく。
    利用者によっては、就労継続支援A型や一般就労など働く能力が高い方もいると思う。白岳学園でのサービスを利用しながら、個々の能力を活かせるように支援を行っていきたい。
    働くことが難しい方については、生活介護などのサービスを提供するなど、訓練を通じて、作業能力や作業姿勢など総合的に判断し、最終的には本人の意向を尊重しながら、個々に合ったサービスに繋げていきたい。

    活動内容:農業、養鶏、敷地内除草活動、園芸活動など

  2. セラピードックの育成
    シェパードを2頭飼育をしていく。
    セラピードックを飼育するということは、「無駄吠えをしない」などのしつけ、「待ての時間を伸ばしていく」と言った訓練、「人間のあらゆる指示に従う」服従の3要件が必要になる。
    犬を訓練することで、自分自身の行動などを見直す機会ができればと考えている。
    訓練、飼育作業を通じて、犬との信頼関係を深め、餌や水の準備、ブラッシングなど自分で飼育をし自主性を高めていく。
    訓練を通じて、地域の方との交流なども踏まえながら取り組んでいく。
    最終的には行方不明者の捜索活動など、障がい者の方が一緒に活動に参加し、社会に役立つ場の提供をしていきたい。
  3. 再犯防止研修の実施
    再犯を防止する為に、訓練を実施する。再犯防止のための資料を使いながらの研修、外部講師を呼んでの講習会の実施などを組み入れながら、再犯防止に向けた研修を行う。
  4. 社会貢献活動
    定期的にボランティア活動を組み入れながら、社会に役立つ活動を行っていく。
    草取りやゴミ拾いなどを行い、地域に感謝されることの喜びを味わい自分が社会に必要とされていることを感じ、前向きに取り組めるような場を作って行く。

社会福祉法人民生会へのお問合せは TEL 0956-59-6470 9:00~17:00

PAGETOP
Copyright © 社会福祉法人民生会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.